「1歳くらいからおむつをはずして過ごす時間をとっていたら、徐々に自分でおまるに座っておしっこをするようになりました」




今回、インタビューに出ていただいたのは、まゆみさん(37歳)です。
まゆみさんは、まぁちゃん5歳(女の子)、ヒロくん2歳(男の子)ぽにょちゃん3ヶ月(女の子)の2歳半違いの3きょうだいのお母さん。
おむつなし育児について、本やネットで何となく知ったのは、まぁちゃんが0歳の時。
その時は自己流でやってみたけれど、うまく行かず断念して、2歳過ぎてから一般的なトイレトレーニングをしたそうです。
そしてその後、第二子のヒロくんが1歳になる手前で、おむつなし育児アドバイザー養成講座を受講しました。
そこから、ゆる〜く、おむつに頼らない育児を開始したというまゆみさんにお話を聞かせていただきました。

おむつなし育児との出会い〜「赤ちゃんにおむつはいらない」〜

Q,おむつなし育児を知ったきっかけは何だったんですか。

第一子のまぁちゃんを育てているときに三砂ちづる先生の「オニババ化する女達」を読んだら面白かったんです。

その流れで「赤ちゃんにおむつはいらない」を読み、『おむつなし育児』を知りました。

まぁちゃんのときは、自己流でやってみたのですが、うまくいきませんでした。

第二子のヒロくんが1歳になる前に『おむつなし育児アドバイザー養成講座』(※1)が近くで開催されることを知って、本などで読むよりも、話を聞いたほうがいなと思って講座に参加しました。

※1 おむつなし育児研究所の主催する、おむつなし育児についてより深く学びたい人のための講座。
くわしくはおむつなし育児研究所HPをご覧下さい。

実験をする感覚ではじめた、おむつなし育児

Q,講座に参加後はどのようにしましたか。

おむつなしアドバイザー養成講座を受けてから、おむつなし育児をはじめました。

『おむつのない国の子は自然とトイレでできるようになる』と聞いて「ほんとかな?」と。
いわば実験のような感じで(笑)

 

Q,具体的にはどのようにやってみたんでしょうか。

そのとき、ヒロくんは1歳くらいだったのですが、おもいきっておむつを外しちゃいました。

家にいるときで自分の負担にならない時間で、2時間くらいをおむつをはずしました
スッポンポンにしたり、パンツやズボンをどちらか1枚だけ着けるというような感じです。

 

Q.おしっこが出たらどうしていましたか。汚れとか…

家はフローリングだったので、出たら拭く、で対応していました。
「おしっこ出たら教えてねー」などと声掛けをしていました。

ほんとうにトイレトレーニングも、なにもせずに外れるのかなーって。実験感覚でした。

 

1歳3ヶ月くらいで出たら教えてくれるように

Q,その後どのようになりましたか。

1歳3ヶ月くらいになると、出たら教えてくれるようになりました。

床でおしっこをしたら、それを私が拭いているのを見ていたのか、1歳半くらいから自分で床を拭くようになって、おもしろいなと。
わたしのやることをよく見ているなーと思いました。

2歳くらいから、居間におまる置いておいて「ここでしてね」と伝えていたら、スムーズにおまるでしてくれるようになりました。

脱ぐのが難しいので最初はスッポンポンでいさせました。
そのうちパンツを履いていても自分から脱いでするようになって…

 

Q,すごいですね〜!

 

2歳2ヶ月くらいのとき自分でトイレに行くようになりました。

私やパパがトイレに行くのを見ていて、きっとなんで自分だけ居間でしているんだろう、と思ったんでしょうね。

親は、まったく誘導していないのに、自分からトイレに行くようになったんです。

その時期の子どもっていろいろやりたくなりる時期じゃないですか、自分でやりたい時期とスポンとはまったんでしょうね。

教えなくても、こっちで言わなくても子どもって自分で学習していくんだなと思いました。

今は日中お昼寝と夜だけ紙おむつをつけてます。

トイレトレーニングとおむつなし育児

Q,まゆみさんは、通常のトイレトレーニングとおむつなし育児でのおむつはずれと両方経験していると思うのですが、まぁくんのトイレトレーニングはどのような感じだったのですか。

まぁくんは2歳半からトイレトレーニングをはじめて3歳2ヶ月位ではずれました。

トイレに座るのを嫌がる子ではなかったけどトイレにのせても出ない、という時期をずっと過ごしました。

なので思い切っておむつを外してパンツにしちゃったんです。

それで、そのままおむつじゃなくてパンツにおしっこを出させたら、びっくりしたのか、固まっちゃたんです。

そっかぁ、3年間ずっと紙おむつの中でおしっこをしていたんだからおしっこが出る、もらすというのは初めての感覚なんだな、って思いました。

そこからだんだんおしっこがはずれてウンチがはずれたのが3歳2ヶ月くらいで、同じ時期に夜も完全にはずれて楽ちんでした。

 

Q,現在、おむつなし育児はどのようにやっていますか。

現在は第三子のぽにょちゃん(3ヶ月)に、ゆるーくおむつに頼りすぎない育児を取り入れています。
授乳の時にホーローおまるをあててみたり、湯上りにしばらくおむつを外したまま寝かせておいたりです。

ヒロくんは1歳の頃から、ぽにょちゃんは生まれたときからおむつなし育児をやっています。
なので今度はどうかな、何か違いはあるかなと(笑)ちょっとした実験ですね。

おむつなし育児のメリット・デメリット

 

Q,おむつなし育児の良いところを教えてください。

・お出かけのときの荷物が少ない
2人分のおむつを持っていこうとすると大変です。そういう意味でも、2歳半違いのヒロくんのおむつが外れているので楽です。

・はずれるのが早い
一時保育などで保育園にあずけたときに、すごいねぇって褒められるのがうれしい、親もテンションが上ります(笑)

・紙おむつのゴミが少ない

重い紙おむつのゴミが少なくてすみます。

 

Q,逆に大変なことなどありますか。

やはり、家族の理解がないとやりづらいと思います。

うちは、パパも協力的だったので助かりました。

パパは、最初は抵抗があったかもしれないけれど、一人目のめのまぁちゃんのトイレトレーニングを一緒にやって、それが大変だったと実感しているからこそなのか、おむつなし育児に協力的でした。

 

まゆみさんにとってのおむつなし育児とは

Q,なにかおむつなし育児のよいアイデアなどあれば教えてください。

おまるの置き場所は居間などがオススメです。
トイレにこだわらなくて、子どもが行きやすいところにおまるを置いておくのがいいと思います

Q,あなたにとっておむつなし育児とは。

親が先人をきって「あーせいこーせー」と言うのではなく、あくまで子供と一緒に育っていけるための知恵とか方法だと思います。

 

Q,おむつなし育児に興味のある人に向けて一言お願いします。

お母さんが子供の欲求を察知する、そこまでできたらいいんだろうけど、そこにこだわらなくてもいいんじゃないかなと思います。

子どもにもう一歩近づく、寄り添う感じでいればいいんじゃないかな。

Q,どうもありがとうございました!

 

まゆみさん

千葉県香取市で「絵本の家ホシフルサト」という絵本屋を運営。
絵本講師として絵本の素晴らしさをお伝えする傍ら、SWIHA認定トウリーダーとして、足指から人生を変えるお手伝いをしている。

取材日時 2019年5月